院長あいさつ
子供の頃から犬が大好きで、野良犬を連れて帰ってはよく母に叱られたものでした。
自分の体よりも大きな犬を抱きかかえて連れて帰ったこともありました。
野良犬にだって、考える頭もあるし感じる心もあります。頭を撫でて目を見て話しかけると、ちゃんと言ってることがわかっているような仕草で答えてくれました。
初めて家で犬を飼ってもらえたのは高校一年のとき。20キロほどもあるオス犬です。小鉄と名付けました。朝起きれなかった私が、小鉄を飼いだしてから、まだ暗いうちから起きて、近くの田んぼや海岸まで散歩に行きました。夜は部活から帰ってくると、鞄を放り投げて真っ先に小鉄と散歩に行きました。そんな小鉄が、ある日、散歩中に骨折をしたんです。小鉄の悲鳴を初めて聞き、私は血相を変えて小鉄を抱きかかえ、連れて帰り、そのまま近くの動物病院に連れて行きました。
そのとき、小鉄の骨折を治してくださった先生には今でも感謝しています。
私が獣医を志すきっかけの出来事でした。
院長 高橋圭吾
経歴
北里大学 獣医畜産学部 獣医学科卒
神戸市 オタニ動物病院勤務
平成6年2月 タカハシ動物病院開業
所属
日本獣医師会
兵庫県獣医師会
東播開業獣医師会
日本小動物歯科研究会
日本獣医臨床病理学会
神戸小動物臨床研修会
獣医臨床研究会 二水会
皮膚科担当医:荒井延明
タカハシ動物病院の皮膚科特別診察を担当いたします。
完全予約制で行っております。
診察ご希望の方は、まずはお電話で診察日を確認後、予約をしてからお越し下さい。
荒井先生 プロフィール
1985年 | 帯広畜産大学 獣医学科卒業 家畜解剖学教室に所属 |
1987年 | 北海道大学大学院形態機能学専攻 修士課程修了 獣医学修士 獣医師 |
1987~1990年 | 東京都文京区 トライアングル動物病院 にて勤務 |
1990~1996年 | 北海道札幌市の動物病院にて勤務 (1993年~ 同病院分院 院長) |
1996~2004年 | ペットフードのアイムス・ジャパン(株) にて犬と猫の栄養学に関する専任獣医師として勤務。 シニア・マネージャーとしてテクニカル・サービス部(学術部門)を統括 |
2004~2019年 | 犬猫の血清検査サービスを実施するラボ会社:スペクトラム ラボ ジャパン(株)に勤務。 テクニカル・ディレクターに就任 サーベイを中心に研究活動を行った。 |
2006年9月~ | 日本獣医生命科学大学 獣医外科教室に大学院研究生として所属 |
2010年 1月~2013年 3月 | 日本獣医生命科学大学 動物医療センターにて皮膚科診療スタッフとして従事 |
2012年 11月 | 同大学大学院において獣医学博士号の学位を取得 |
論文・著書・訳書
○ 犬のアトピー性皮膚炎の発症年齢と臨床症状
獣医疫学雑誌 第 16 巻 第 2 号 pp126-134
(2012 年 12 月 査読後掲載)
(荒井延明・薄井志保・纐纈雄三)
○ 薬物スコアを用いた犬のアトピー性皮膚炎に対する減感作療法の評価
動物臨床医学 Vol.22No.2pp53-60 (2013年6月 査読後掲載)
(荒井延明・中丸大輔・原 康・多川政弘)
○ 伴侶動物治療指針 Vol.1
(犬のアトピー性皮膚炎の治療の章)(チクサン出版社) 執筆
○ 伴侶動物治療指針 Vol.2
(脂質代謝解析結果の治療への応用 の章)(緑書房) 執筆
○ 伴侶動物治療指針 Vol.3
(フィルムへのアプローチ の章)(緑書房) 執筆
○ 伴侶動物治療指針 Vol.5
(舌下免疫療法 CADの新しい治療OP の章)(緑書房) 執筆
○ 改訂新版 ネコの病気百科(栄養と病気の章) (誠文堂新光社)執筆
○ やさしくわかる犬の皮膚病ケア TimNuttall著
(ファームプレス社)共訳
○ 2005年 第8号(No.194)(チクサン出版社)
「アトピー性皮膚炎の治療に減感作療法を取り入れる」
○ 愛犬の友 2005年10月号(誠文堂新光社)
「やっかいなアレルギー克服術」
○ NOTE 2006 年 7 月号(No.012) (インターズー社)
「海の向こうの減感作療法:減感作推進派獣医師がオハイオ州で見てきたもの」
○ 小動物臨床 Vol.27 No.5(2008.9) (山水書房)
「Th1/Th2 バランスからみた犬のアトピー性皮膚炎のトータルマネージメント 動物に優しい治療をこころがける」
○ 愛犬の友 2009年2月号(誠文堂新光社)
「犬も花粉症?-アトピー性皮膚炎との関連性について」