狂犬病予防注射




狂犬病は、犬だけではなくヒトを含めた全ての哺乳動物が感染し、発症した動物およびヒトは、迅速な治療が行われなければ、ほぼ100%死亡するという、とても怖い病気です。

日本ではあまり実感がありませんが、現在狂犬病の発生が見られない国は数カ国しかなく、世界的には大変な数の発生がありますので、実はとてもビクビクしながら何とか水際で防いでいる、というのが実情です。

厚生労働省のホームページもぜひご一読ください。

  • 特に予約は必要ありません。診察時間内におこしください。
  • 明石市(神戸市、その他市町村)から送られてきた葉書(封筒)をもってきて下さい。
  • 初めて予防注射を受ける犬は、そのままおこしください。
  • 予防注射当日は、激しい運動を控え、体調を整えておいてください。
  • 受付→問診→身体検査→接種→予防注射証明書および注射済票発行、で終了となります。

フィラリア予防

毎月1回のノミ・マダニの予防にお越しください。

マダニについて

マダニは公園や草むら、河原に潜んでいます。
マダニが媒介する病気で、特に恐ろしいのが「犬バベシア症」
バベシアという原虫が赤血球に感染することにより赤血球が破壊されます。そして溶血性貧血や食欲不振、元気がなくなるなどの症状があらわれます。急性の場合は死に至る事もあります。
犬バベシア症は年々全国に広がっています。

特に、散歩に行くワンちゃんネコちゃんは寄生される危険が高いので《月に1回マダニ予防》をしておくと安心です。
もし発見した場合は飼主さんご自身でとらずに、すぐに動物病院へ連れてきてくださいね。

犬の混合ワクチン接種

当院では、過剰な抗原刺激をなくし、副作用低減のため、世界小動物獣医師会によるエビデンスに基づいたワクチン接種ガイドラインに則り、犬の混合ワクチン接種方法を以下のとおり変更しております。

新しいワクチン接種プログラム

  • コアワクチンは、毎年の抗体検査および健康診断を実施し、抗体が低い場合はワクチンを接種します。
  • ノンコアワクチン生活環境によって毎年接種します。具体的には獣医師にお問い合わせください。

※コアワクチンとは、致死性が高く全ての犬への接種が推奨されているジステンパー、アデノ、パルボウイルス
※ノンコアワクチンとは、レプトスピラ、パラインフルエンザを指します。
※狂犬病ワクチンは、狂犬病予防法により毎年の接種が義務づけられております。
※従来通りの接種もいたしております。