ダックスフントの椎間板ヘルニア

ルフィちゃん、ダックスフント、2歳

突然、後ろ足を引きずるようになり、翌日には歩けなくなってしまいました。
来院したときには、両方の後ろ足はまったく動かず、強くつまんでも感覚がまったく無くなっている状態でした。
様々な検査で急性椎間板ヘルニアType1と診断し、その日の夜に緊急手術。
手術翌日に立てるようになり、手術二日後からよちよちと歩けるようになりました。
今ではほぼ麻痺もなくなり、以前の元気なルフィーちゃんに戻っています。

飼い主さんは、ペットシッターをされているご夫婦です。

<犬の椎間板ヘルニア>

犬の椎間板ヘルニアは、大きく分けて、急激に発症し痛みや麻痺を起こすType1と、緩慢に発症するType2があります。Type1はダックスフントなどの軟骨異栄養犬種に起こり、Type2は全犬種の比較的高齢の犬に起こります。
愛犬が、元気がなくなる、高いところに飛び上がれない、歩きたがらない、体を触ると痛そうに鳴く、足が動かしにくいなどの症状が見られたら、すぐにお越し下さい。